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活動日誌

2021年11月22日(月)

市「上質宿泊施設誘致制度」と、仁和寺門前ホテル建設計画を論ず

No.665

井上けんじの私案・試案です。計画の中止撤回を求める運動と議会論戦に役立つ立場からの、前向きなご意見ご批判をご教示願います。

   ※   ※

仁和寺門前における上質宿泊施設候補の選定は無効だ     2021/10/6   井上けんじ

 今春、市の「上質宿泊施設誘致制度要綱」にもとづき、事業者からの計画の提出、これを受けた有識者会議開催を経、市において、本計画を上質宿泊施設候補として選定と、4/19付、広報されている。そこで、以下、この選定は間違いであり取り消されるべきである、もっと言えば、上記制度自体の廃止を求める、との立場から、その根拠等について、自分なりに頭の整理をしておきたい。
 本制度は、「上質云々」と銘打ってその上質とやらの各指標である歴史や文化、地域の活性化への寄与等々を審査の対象とするという建前を装っているが、実際は、原則、違法であるところの「制限区域」での施設建設を、何の手続きも経ることなくハナからの前提として既成事実化してしまうという点にある。ここが問題の本質である。その「制限区域」での例外を、何の根拠もなく、また手続きも踏まず、所与の前提としたうえで、質の程度や可否の問題にすり替えているのである。上質か下質かは、程度の問題であり主観的なもので、本制度の根幹でも何でもない。本質を隠すダミーであり隠れ蓑でありイチジクの葉っぱにすぎない。論点が意図的にそらされている。
 要綱のフレームは以下の通りである。即ち、事業者が上質たる計画を立案、市に提出、市長任命の有識者の意見を聴取、市長が上質候補として選定の可否を判断、選定されれば、その「質」を維持する為に事業者は引き続き努力していく。更にその後、次の別制度に基づく手続きに移行していくことになる。しかし、である。本制度は、提出すべき計画をどこで具体化するか、どこで立地するのかと言えば、それはそもそもの前提として「制限区域」だとされている。「上質宿泊施設計画」とは、「制限区域」内での計画のことをいう、というのが要綱上の定義である。「制限区域」外での施設建築の計画や申請は、そもそも本制度の対象にはならない。五つ星の超上質施設を計画し、市に提出しても、宿泊施設建築可能な地域地区での計画である限り、受理すらしてもらえないとの仕組みになっている。一方、審査の対象とされたが選定されなかったとしても、手続き上は何の障害にもならない。今後の別の手続き上、不利になるとか、市民的な評価がどうであるとかの影響は免れないとしても、「建ててはいけない」とはならない。そもそも、本要綱にはそういう想定については何らの規定もない。「上質」かどうかは問題の本質ではないのである。
 周知の通り、建築基準法第48条では、一定の地域では宿泊施設は「建築してはならない」が、例外的に、特定行政庁が「許可に利害関係を有する者の出頭を求めて公開により意見を聴取し、かつ建築審査会の同意を得」たうえで許可すれば、「この限りでない」とされている。つまり、制限区域での建築は、厳重な手続きを経たうえでなければ許可されないのである。そんな手続きは誰も踏んでいない。今の時点では、原則通り禁止されている状態なのである。然るに、本制度は、そもそもからその「制限区域」での計画立案が前提とされている。上質かどうかの判断以前、それどころか何らかの計画の提出の有無以前、有無にかかわらず、要綱の存在自体が、法律上の手続きを勝手に踏みにじり、法律上の「例外」を既成事実化してしまっているのである。
 昨年1/24の市議会常任委員会での私の質問に、担当部長は「様々なプロセスを全て通ったうえで」、「選定されたものが自動的にそのまま許可を受けられる訳ではない」等と答弁されておられた。確かに、今後、建築基準法に基づく手続きに移っていくし、そこでのハードルがあることはその通りである。同法での手続きのキモは、市長が例外を認めるかどうか、建築審査会の同意を得られるかどうか、にある。然るに、そのハードルは、この上質制度が、その例外の可否の判断の本命である同法48条の手続きに先立って、既に前提的にクリアしてしまっているのである。審査を経て、認める認めないを決めるのではなく、制度の枠組みそのものが、既に例外を認め、制限区域での立地を前提としたものとして設計されているのである。本制度で上質と選定されなかったとしても、その後の建築審査会での審査を何か左右するものでもない。委員の心証には影響があるかも知れないが、基本的には別の手続き・概念であるから、建築審査会は、あくまでも都市計画法と建築基準法の趣旨に則って判断されるべきであろう。事業者にとっては、「上質との選定」がカギなのではない。提案が受理された段階で(制度的には制度の存在の段階で)、その時点で建築基準法上の例外が認められたことになるという規制事実が得られるのである。繰り返しになるが、「制限区域」での計画が、本制度上の計画であるからである。受理は市長の権限であるから、既にこの時点で市長の「意思」は明白である。建築基準法上の要件を満たさずに、市長は独断で「許可」しているのである。そのこと自体が、要綱が法律の規定を超えており法律のルールを無視しているから、要綱のこの部分は違法であり無効である。またこんな状態で建築審査会が、その後の手続きとして開かれたとしても、既に市長の意思は明白、どころか圧力として働くであろう。制限区域での計画を既に受理されている提案に異を唱えることが、市長任命の審査委員に可能であろうかとの危惧を禁じ得ない。
 一般に何らかの申請において、複数の諸手続きを経なければならない場合、行政等の各部署は各々の専門性に応じて夫々のハードルを設けて審査するのであって、同一の部署が複数の要件を審査することはあっても、通常、同一の要件を複数の部署が審査することはない。然るに本件事例では、「制限区域」での建築の可否を、異なる部署と方法によってダブルチェックとされている。というより、まず本制度での手続きはチェックではなく、ノーチェック、どころか、そもそも制度の前提とされている。本要綱は、「制限区域」での建築の可否を審査するためのものではなく最初からの前提としている。「諸手続きのうちの夫々のハードル」との答弁はあたらない。上質の可否の選定との外観を装って、制限区域での建築許可を既成事実化しようとするのが、本制度の本質なのである。
 そもそもその要綱を定めたのが市長であり、今春、候補として選定したのも市長である。事業者から計画の提出を受け取った時点で、仮にその後、上質とは言えないとの評価であったとしても、既に受理の時点で、市長の意思は既に明確である。その後、建築審査会が開かれても、結局は「出来レース」にしかならないことが危惧される。市長は、虚心坦懐、心涼やかに審査会の同意の有無に素直に従うということではなく、既に「上質〜」の手続きにおいて「例外を認めるとの許可」を強力にアナウンスしているのであるから、これは、審査会各委員の、都市計画法と建築基準法の趣旨に則った純粋な判断に対し、制度としてプレッシャーをかけてしまうという構造になってしまっているということである。穿った見方をすれば、本制度の本質は、「上質云々」ではなくて「制限区域」での建築を可とするものであるばかりでなく、結果として、ではなく、元々、この「制限区域」での建築を、利害関係を有する者の意見聴取や建築審査会での審査の前に、予め認めてしまおうとするものである。
 憲法違反の法律は無効であり破棄されなければならない。法律違反であり、法律の手続きに介入する要綱は無効であり破棄されなければならない。個々の条項が違反でありその部分が無効というよりも、本制度は「制限区域」での建設を前提とした制度であるところから、制度全体が最早無効である。引き続き市を追及していきたい。 以上

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2021年11月06日(土)

総選挙最後の訴えと一言総括

No.664

 総選挙最終日の10月30日、九条大宮にて市田忠義参院議員・党副委員長や、こくた恵二候補らを弁士に、南区最後の訴え。
 選挙後に私なりに思うことは、野党共闘の成果と、これを恐れる勢力との対決が、選挙後の各コメントを聞いても、選挙期間中以上に、続いていること、今後も続くし、これからの政治の焦点になっていくだろうと思われる、ということではないか。62の小選挙区での勝利の意義は大きい。小選挙区での特徴から言えば、その他の選挙区でも、仮に僅差の惜敗区がたくさんあったとすると、そこで次回、覆すことができると、一挙に形成逆転が可能だということ。議席だけでなく票数の分析が必要な所以。惜敗の理由と、次回、逆転の為には、思うに、共闘候補を、「我が党候補」として全力で、或いはせめて推薦・支持・支援程度には公に応援し、そのことを通じて、既存の共闘参加政党の従来基礎票を集めるとともに、「前向き無党派」の皆さんの支持獲得を広げること。「事実上の一本化」では弱い。
 この点で、党自身の総括を深めるとともに、私としては、「野党共闘」への、国民的、というか、市民運動的というか、世論を高めることも課題のひとつではないかと思っています。中間は省くのでご理解頂きにくいかも知れませんが、ひとつには、労働組合運動に期待するところ大なり、という気持ちです。とりあえず。

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2021年10月24日(日)

「野党と市民の共闘の勝利の法則」、こくた恵二さん、駆け巡る

No.663

 野党共闘のカナメ、ミスター野党共闘、こくた恵二さんの活動の一端を紹介します。写真は、23日の個人演説会と、21日の弘法宣伝。

 井上けんじ発案の法則:今までの選挙では、自民4割・野党A3割・野党B3割
で自民当選、今度は野党共闘でA・B一本化、3+3=6で、自民4対野党6で野党の勝利。即ち、4:3:3で4勝利、転じて4:6で6勝利。称して「野党と市民の共闘の勝利の第一法則」。
 自民51・A25・B24の場合は共闘だけでは51対49で届かず、その場合、「自民に批判的無党派層」に投票に行ってもらう。最低3をABへ。今度は51対52で野党勝利。51:25:24転じて、51対25+24+3=52即51対52で野党。これを称して「野党と市民の共闘の勝利の第二法則」。
 頑張ろう。

 熟語しりとりの巻:

   野党共闘で政権交代
        政権交代で消費税減税
             消費税減税で需要拡大
                   需要拡大で商売繁盛
        政権交代で賃金底上げ
             賃金底上げで需要拡大
                   需要拡大で商売繁盛

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2021年06月04日(金)

新型コロナウイルスワクチンの接種について

No.661

 高齢者のみなさんで、未だ予約のとれていない方がおられましたら、お気軽に、井上けんじ宛て、声をかけて下さい。

 = 65歳以上の方で、未だ、新型コロナウイルスワクチンの予約のとれていない皆さんへ(予約方法の変更)=

今後、身近な医療機関で予約が取れる方は、直接、その医療機関で予約
      〃       取れない方は、いったん、市に「登録」する
  ※ 「登録」とは「接種したい」と言って次の項目を申し出ることです
  ※ 項目とは、接種券番号・本人氏名・生年月日・希望する接種場所の 行政区・連絡先(氏名・電話番号・メールアドレス)
  ※ 接種券番号は、5月中旬に送られてきた接種券を見てください。
  ※ 登録の方法は、電話:950−0808、
           FAX:950−0809、
       インターネット:京都市トップページポータルサイトより
  ※ 登録の期間は、5月31日(月)から6月6日(日)までですが、   それ以降でも構いません。
→ 登録した人には、後日、市から、電話・メールで、接種日
時・場所の連絡が来る。都合の悪い場合、変更を申し出る。
  ※ 医療機関とは、診療所(○○医院)・病院のことです


 新型コロナウイルス接種イオン会場について

\彰曄別小路通りと西洞院通りの間の大きい方の建物の4階
八条通りから建物北側のエスカレーター・階段で4階へ。廊下を南へ。
西洞院通りに面した駐輪場南側のエレベーターで4階へ(写真上)
ぬ小路通りから入った場合は1階の薬局の横を真東へ通りぬけてへ

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2021年06月04日(金)

こくた恵二衆院議員らと議会報告

No.660

 5月30日午前、こくた恵二衆議院議員・、山内よし子府会議員らと一緒に、国会を中心に議会報告。南区東部5カ所で、街頭から報告し訴えました。
 自民党の元・前各閣僚等の、ひいては安倍・菅政権自身の金権腐敗政治、強権の一方でコロナ対策では無為無策・右往左往、戦略なき緊急事態宣言の単なる延長、感染拡大防止のブレーキのつもりが、一方ではオリンピックやGoToキャンペーンなど感染拡大しかねないアクセル全開の矛盾、等々、こくた議員から、縦横無尽に政権批判と国政報告。特にこの日は、IOC役員らの発言を受け、国民の命よりもオリンピック優先のIOCや菅内閣の姿勢を批判。併せてこくた議員は、野党共闘で政権交代をと、自らの野党共闘への諸活動の実績にも触れ紹介しながらの国会報告。さすがに共闘の要、当事者としてのリアルなお話で、共闘が進んでいることがよく分かりました。また共闘の前進の為にも、何よりも共産党へのご支持ご支援をと、強調されました。
 私も、普段は、野党共闘や総選挙の訴えをしていますが、この日は、専ら市政報告、特にコロナワクチンの現状や、暮らしと仕事応援の各種制度の紹介、問題点、改善方向等々についてお話させて頂きました。

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