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活動日誌

憲法を守ろうと、集会とパレード

No.638

 5月3日は、言わずと知れた憲法記念日。最高法規、法律の法律、法律の王様である憲法について、政府も京都市も、記念行事らしき企画に全く取り組もうとしないこと自体、ある意味、摩訶不思議なことだと思いつつ、私も、「平和憲法を守ろう」と、円山公園音楽堂での集会とその後のパレードに参加、市役所前まで歩きました。「何も変わらない」のなら何も書き変える必要はない、変えたいからこそ書き替えるのであって、こういうのを詭弁というのでしょうか。「押し付け」というご意見もあるそうですが、もしそういう言い方が当たっている面があるとすれば、それは「国体維持」にしがみついていた当時の為政者が押し付けられたのであって、国民はむしろ「戦争放棄」や「基本的人権」など大歓迎だったのではないかと思えます。むしろ今、アメリカから憲法「改正」をこそ押し付けられているのではないでしょうか。
 さてそういうわけで、今日的には「改正=改悪を許すかどうか」が最大の争点になっていますから、「憲法を守れ」とのスローガンは受け身というより、積極的な意義をもった、今の情勢に噛み合った運動だと思います。そのことの確信は変わりません。しかし同時に私は、より積極的な立場から、「くらしに生かす、具体化する、徹底する」とのスローガンやその為の運動も要ると考えています。ちょっと考えただけでも、憲法を生かす方向とは、例えば軍備縮小、軍事費削減、基本的人権の尊重、国民生活の底上げ、生活保護費の値下げなど論外、学費無償化で教育の機会均等、「正規」で働く権利の保障、税金の集め方について憲法の平等原則を適用するとすると、累進性の徹底となるでしょう。学問の自由から言えば、教科書検定も違反です、等々。憲法通ㇼの日本になれば何と素晴らしい未来になるでしょう。胸がワクワクします。守る、変えるなどとの議論はくそくらえだ、と言いたいところですが、そこはやはり前述の通り、今日の情勢に噛み合ったスローガン、「守る」を死守しなければならない所以でしょう。とはいえ、守ることに成功すれば、それはイコール安倍首相の野望を打ち砕くことに他なりませんから、「守る」=アベ内閣を倒すという積極性を持つ課題でもあると思われます。参議院選挙が日本の将来を左右する「決戦」になるでしょう。全力で頑張ります。

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稲荷祭り

No.637

 4月21日の「おいで」、5月3日の「おかえり」の間、お旅所に来ておられたお神輿さんも、4月28日は、区内巡行。私も、神輿を担いで、というより、神輿を乗せた台車を押したり、横を歩いたりしながら、参加させていただきました。歩きながら、市民の皆さんの声をお聞きしたりしています。好天にも恵まれました。

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