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活動日誌

南区文化展を鑑賞

No.659

 3月6日、恒例の南区文化展を鑑賞させて頂きました。書道や写真、絵画、手芸、等々、区民の皆さんの力作がずらっと揃い、まことに壮観でした。トップレベルの文化芸術も、こういう庶民文化の裾野の末広がりがあってこそでしょう。まことに素晴らしい。
 ひととき、忙中閑あり。ありがとうございました。

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北陸新幹線について、学習会開催

No.658

 4月1日、市議会報告も兼ねて、「北陸新幹線学習会」を開きました。自然環境への影響、在来線はどうなる、地下水は?、そして京都市財政への影響は一体どうなるのか!?、そして何よりも下京・南区民にとっては生活環境への影響はどうか。
 財政については、この間、「いくらかかるかも分からないのに、一体誰が仕事を発注するのか、後で高い請求書が回ってきて一体誰が払うのか、責任を持つのか、「極小化を」との市の答弁だが何の裏付けもない、等々と追及してきました。「財政危機」と言いながらこのありさまですから、本当に「財政危機」なのかと疑ってしまうほどです。浪費を予定しながら、一方で「危機」を理由の市民リストラは全く許せないだけでなく道理に合わないと思います。
 生活環境については、新幹線京都駅は現京都駅に、との説明がすでにされていますから、これを受けて、では必然的に下京・南区内を通らないわけにはいかない、というルート確定が議論のベースになっています。高架はほぼあり得ないとして、では地下の深さを、通常にするのか大深度にするのか、その辺りが今後の焦点になってこようかと思います。私の予測では、)姪譴ら南西へ抜けるか、または、∨明召ら南東へ抜けるか。真南北はほぼないと思われます。,覆蘆嫋勝皆山、崇仁から西九条、南大内、唐橋、吉祥院辺りか、△覆蘋昭珪鬚ら中央市場・梅小路、東九条方面か。いずれにせよ両区民の生活環境に甚大な悪影響となることは必至。私は、1964年の東京オリンピックの頃、それに先立つ数年間、当時の東海道新幹線によって同級生が立ち退きになったことなども思い出し紹介もしながら、しかし今回の場合は、その必要性や財政負担、地下による防災上の問題、生活環境への影響等々、質的に異なる大問題になっていくと訴えました。西口克己さんの著書「新幹線」や、東京の外環状線工事での道路陥没問題や「大深度法は憲法違反」との裁判が紹介されている書籍の紹介もさせて頂きました。
 ご参加の元国鉄職員の方からも、特に地下深くの超高速の危険性などを指摘される発言もあり(実際、翌日には台湾での大惨事が報道された)、またこの間、運動に取り組んでこられた方からの発言・報告もあるなど、大変、貴重な学習の場となりました。いよいよこれからが本番です。今後とも、ムダな事業の中止・撤回を求めて活動を続けたいと思います。

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