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活動日誌

北陸新幹線「機構」が情報公開請求に対し「開示せず」

No.666

 北陸新幹線の、ルートや深さ、従来のボーリング調査や今実施中の環境調査等の目的やその結果の活用等々について、下京区と南区の市民運動団体が情報公開請求されていましたが、このほど、「機構」が「不開示」との決定を通知してきました。
 昨年9月24日、「下京まちづくり懇談会」と「やさしいまち南ネット」の両団体が連名で「独法 鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に対し、この間の「機構」の調査の位置付けについて、またルートや深さ、京都駅の位置、住環境や地下水への影響、等々について、「質疑応答、または文書にて」回答を求める申し入れ。
 その後、10月7日、「機構」より、「構想段階でのルート選定に関する情報であることから、ご提供できない」との回答が届き、併せて「法人文書の開示請求手続」についての紹介・教示があった。
 そこで、12月17日、両団体代表の、下京は森野修一・南は加納孟両氏と共産党の鎌野としのり・私=井上けんじ両議員とで、新大阪の「機構」大阪支社へ情報公開請求に行く(写真上)。
 そして年が明け、この1月14日付、「機構」から「不開示決定通知書」が郵送されてきた、との次第。「公にすることにより、土地の買い占めを招いたり、不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれがある」等と理由らしきことも簡単に書かれていたが、その反論は他日を期すことにし、とりあえずこの間の経過についての「情報公開」まで。
 「機構」は、新幹線京都駅は現京都駅から歩いて乗換可能な位置に、との従来からの説明であるところから、南区民主府市政連絡会として、「では今の京都駅のどの辺りに来るのか」とウオッチィングを実施。写真下は、1月9日、その時のもの。

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