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活動日誌

北陸新幹線計画について、申し入れ

No.684

 北陸新幹線京都延伸を計画中の「鉄道建設…支援機構」の「北陸新幹線建設局」に対し、8月21日、私もその一員である「…京都延伸を考える南区の会」として、質問書を提出(FAXにて)。25日現在、「拝見させていただいているが、金沢・敦賀間の整備が大詰めでそちらに忙殺」とのことで、当方からの「お伺いして質疑応答の機会を」との要請には、具体的な返事はいただけていない現状です。引き続き、その機会を得るよう、電話での折衝を継続したいと考えています。以前は、大阪事務所と連絡を取ったりお伺いしたりしておりましたが、今は、「窓口はすべて福井の事務所にて」とのことだそうで、電話もFAXも、こちらとやり取りしています。
 質問のポイントは、今回のボーリング調査が、なぜ、南区でいえば「山王小学校」なのか、という点です。.襦璽帆枋蠅両紊任両貊蠕瀋蠅覆里、それとも、▲襦璽帆定の判断材料を得るための山王小なのか、だとすればどういう材料を得る為の調査であり何を明らかにする為なのか。更に、前回調査の結果も未発表のままであり、その連続性は如何に。また地元説明については、個別ではなくきちんとした説明会を開くべき、等々と質問しています。
 引き続き追及したいと思っていますが、同機構のHPでは、「対象事業実施区域において登記簿…を取得し、用地取得難航予想個所を把握、地権者情報の収集」とか、「地質調査で得られたデータを基に…京都駅…部の概略設計の為の諸条件の整理、施工計画の検討等」等々と書かれています。どこの登記簿を取得するのか、実施区域とはどこか、どこの誰の地権者情報を収集しようとするのか、地質調査のデータを基に駅の設計云々といえば、これまでの諸調査の時点でルートの大まかな設定は既決ではないのか、等々等々、疑問は尽きませんし、この既決との推定はほぼ間違いがないとも思えます。機構は、詳細を明らかにすべきです。

 一方で、近日、京都市長に対しても、上記のような私たちの疑問に、市自身は、ではどう考えているのか、申し入れの予定です。今も「京都駅は京都駅付近に」との従来説明は不変、との機構の説明ですから、山王小周辺か、若しくは梅小路近辺が有力候補と考えられますが、よほど、現東海道本線・新幹線の真下を東西に走り、東山や桂川・乙訓方面あたりで外れるといったルートでない限り(そんなルートはあり得ない)、南区内の通過は必至であり、南区民の住環境・生活環境への悪影響は避けられない事態となります。40m以浅なら立ち退き・用地買収、場合によっては土地収用ということになりますし、以深なら、勝手に我が家や我が職場の地下深くシールドが掘り進んでいくということになるでしょう。いくら深くても所有権は、憲法上、及びますし、また地上陥没や家の傾斜、低濃度酸素ガス発生など、道路工事とはいえ、東京の外環工事で、すでにそのトンデモない弊害は実証済みです。市長として、市民の住環境生活環境を守る為に、少なくとも、情報収集ぐらいはキチンとすべきです。追及していきたいと思っています。

 更に、8/25付「京都新聞」によると、「国土交通省が、来年度概算要求を発表」とのことで、、これについても疑問は尽きません。…敢哉18億円余の内訳(この額には、青函トンネル等々の予算も含まれている、とのこと)、◆崕祥茲覆蘆綛後に行う作業の費用として12億円余を今年度予算として計上」とのことであるが、ならば、今現在、この予算はどのように執行されているのか未執行なのか、現状はどうか、この概算要求でも、「今年度と同様、駅の概略設計…用地取得に向けた調査」等々、前述の機構HPと同様の記事となっています。この点についても大いに疑問です。これらについても、いずれ何らかの方法で、その詳細を明らかにするよう、求めて生きたいと思っています(〜させる、という言い方は、いくら交渉相手であっても、私は好きではありません)。

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