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活動日誌

民主市政南区連絡会で福山氏を推薦

No.685

市政刷新をめざす民主市政の会南区連絡会は、9月28日、区内で「団体・地域代表者会議」を開き、来年1〜2月の市長選に、すでに出馬表名されておられる福山和人さんを推薦することを決議しました。会議のはじめから、福山さんのお話を聞き、また勿論、それ以前から、出馬表名時の「出馬にあたって」との福山さんの意向を、連絡会としても討議・検討してきた結果です。

 なお、推薦にあたり、今後の「福山政策・福山公約」に活かして頂くよう、「南区連絡会としての要求と政策(第一次)」を、推薦状とともに、お渡ししました。渡し役は、南区連絡会構成団体である南民主商工会の益田事務局長さんにお願いしました。

 「要求と政策(第一次)は次の通りです。現在、区民アンケートに取り組んでおり、結果集計の後、(第二次)として追加、民主市政の会本部や福山さんと、意見交換等していきたいと考えています。

「市長選挙に臨むにあたっての南区連絡会の要求と政策」

1、憲法を暮らしと外交に生かし、「敵基地攻撃」「抑止力強化」方針の撤回を国に求めること。地方自治体財政危機克服と地方自治拡充の方向を国に求めること、健康保険証の継続を国に強く求めること、大企業と富裕層への過度の減税政策をやめるよう国に求めるとともに、市においてもその方向で具体化すること、国の税財政制度政策の抜本的改善こそが本当の「改革」であり、この点を国に強く迫っていくこと、金融課税強化を国に求め、市も独自に追求すること、市として「ポケット憲法」を発行し普及すること、公務員の憲法遵守義務を職員にも徹底すること、原発促進計画の撤回を国に求め、原発ゼロをめざすこと、地球温暖化防止策を強化すること。
2、貧困の克服と格差縮小、市民が安心して暮らせる市政・市民生活の底上げを基調とする市政をめざすこと、個人の尊厳、ジェンダー平等の推進をはかること。
3、今以上の公務の民間化をやめ、職員削減をやめ、公的な責任と役割の発揮強化に務めること
4、既存の中小企業・零細自営業者の底上げ、現状に見合った物価高対策の拡充、融資制度の拡充、技術援助、販路拡大等、身近に相談に乗る仕組と体制を構築すること、区役所に産業観光局窓口を設けること、消費税減税とインボイス中止を国に求めること。インボイス未登録の中小零細業者を市の取引から排除しないこと。商業集積ガイドプランの緩和方針は撤回し、商店街・各個店への支援策を強めること。地域によっては「買物難民'対策を講じること。
5、医療や介護に係わる保険料や一部負担金・利用料等、これ以上の市民負担増を回避し、市の権限と努力で引き下げるよう検討すること。必要に応じ、特養や多機能施設等を増設すること。生活保護制度の捕捉率を高め、権利としての活用を推進すること、保護費の引上げ・夏季加算創設等を国に働きかけるとともに市独自に権限を活かすこと。賃金労働条件の改善等介護人材の確保に努めること。コロナ対策は引き続き油断せず現状に見合って医療機関等への支援を継続・拡充すること。敬老乗車証については、'22年度改悪の以前の制度に戻すこと、子どもの医療費助成制度の一層の拡充をはかること、保健所を各区に復活すること。補聴器の購入に当たり、補助制度を設けること。
6、中学校給食は自校方式を原則とすること。地元関係者の声を聴き合意を得ること、給食代無償化をはじめ、学校教育に係わる費用負担の軽減に努めること、教職員の増員を図り正規雇用化を進めること、民間保育所への補助金カットを撤回し、復活すること、学童保育料を引き下げること、高校・大学等の費用負担の軽減に努め、市独自の大学生奨学金制度を創設すること、子ども食堂や食料支援企画など市民の自主的な取組を支援すること。塔南高校跡地は公共用地として地元の声を聴くこと。
7、建物の高さ規制の緩和方針を撤回すること、市内高速道路三路線計画の廃止方針の都市計画手続きを急ぐこと。堀川・油小路通り地下バイパストンネル計画は撤回すること、地域・場所によっては民泊を禁止するなど規制を強化すること、既存の旅館等の支援を中心とし、市外からのホテルのこれ以上の誘致はやめること。
8、水道局跡地活用をはじめ、京都駅八条口開発は地元近隣区民の合意と納得を前提とし、駐輪場への屋根の設置、自転車走行レーンの見直し、「ショットガン方式」の再検討等、今日段階での点検と再整備を進めること、北陸新幹線は、「機構」の話では現京都駅に京都駅とのことであり、ならば南区通過は必至であり住環境への悪影響は必至である。京都延伸計画を撤回すること。御前通り東海道本線マンポの、せめて歩行者・自転車通路部分を拡幅すること。矢羽根図示を広げ、自転車走行環境の改善や、「30kmゾーン」の拡大等等、通学路をはじめ、交通安全施策設備の一層の推進に努めること。
9、南区役所の建替にあたっては、区民の声を十分に聞くとともに、文化会館・公民館機能を併設すること、UR九条公団在住住民の願いに応えること。ヘルスピアの機能を復活すること。久世出張所の機能拡大充実をはかること。JR西大路駅の従来からの改札口での昇降につき、バリアフリー化に着手すること。区内各地域毎に、郵便局やポストの適正配置など、関係各機関に求めること。
10、市バス運賃値上げ方針は撤回すること、特に区南西部方面や十条通り等、路線の新増設や増発、バス待ち環境改善など、区内の個別要求に応えること、車優先社会を見直し、公共交通充実の「歩くまち京都」政策を一層促進すること。
11、マイナカードの取得は任意であり、国言いなりに、取得を事実上強要するような広報や行政対応を改めること。国民健康保険の保険者は京都市であり、保険者の権限として引き続き健康保険証を発行すること。
12、物価高と生活の実態に見合って年金と賃金の引上げ努め、市長として発信するとともに独自の権限を活用して引き上げること、市内からブラック企業をなくすこと、非正規拡大・雇用の「流動化」・解雇の金銭解決等々の動向にストップをかけ方向転換するように国に働きかけること、「さわやかワーク」冊子版を復活し、「労働条件ハンドブック」「ポケット労基法・労組法」等を作成・普及し、労働者の自主学習や団結権の促進を応援すること、市の会計年度任用職員の雇用と賃金労働条件の改善を図ること、公契約条例に賃金条項を設けること、市発注の元請けとその下請け事業所の労働者の賃金労働条件の改善に努力すること。
                                                                           以上

※ 南区連絡会として、現在、区民アンケートを実施中ですが、その結果も踏まえ、引き 続き、追加の第二次要求も提出させて頂く予定です。

 

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