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活動日誌

労働組合はいいぞ

No.689

 階級構成ということで言えば、労働者が一番多数を占めているにもかかわらず、その労働者について書いている書物が、本屋さんなどへ行っても、余りにも少なすぎる。まして労働者なら、昔なら労働組合とセットであったとまでは言わないにしても、多数を占める労働者にとっての、ごく普通の組織であった。労基法の解説書などはいくらか店頭に並んではいるが、たいていは、法律の解説で、労働法になるとその解説さえほとんどない。みんなで力を合わせて職場と社会をよくしていこうなどと呼びかける本はほとんどない。社会どころか職場さえない。一方で、経営者が、仕事に誇りを持てば働き甲斐のでてくるなどとその「哲学」を説いている。
 日本の労働組合運動を何とかしたい。その思いが日々募る。勿論、私は共産党員だから、党の拡大強化を願うのもあたりまえのことである。その前提のうえで、更に労働者と労働組合について考えてみたい。すでにA4、40字×40行で30ページぐらいは書いているものがあるが、未定稿なので、もう少し整理してからアップしたいと思っています。現役で労組役員として日々ご健闘中の皆さんには心より敬意を表したいと思います。大変僭越ながら、私自身の専従役員時代の思い出とともに、思い出だけには止まらない、「もっとこうすればうまくいくんではないか」などと生意気なことも書いてはいます。ご批判大歓迎で、とにかくもっといろいろな角度からの議論が要るのではないかtというのが、その趣旨です。労働組合の役員や、党員で労働者の皆さんには、私としては、「勤労者通信大学」をお勧めしたい。気持ちさえお持ちなら難しくはありません。要請があれば私もお手伝いさせて頂きます。一緒に勉強しましょう。とりあえず。

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