トップ > 活動日誌 トップ > 2025年06月

活動日誌

北陸新幹線京都延伸計画説明会開催要求対府議会請願

No.699

 6月16日、府議会宛、請願書を提出しました。要旨、「北陸新幹線京都延伸計画について、その詳細やこの間の国・機構の事前調査経過等についての、対住民説明会開催を、”楜腸颪ら国や機構に求めて頂きたい、府からも求めるよう、議会から知事に要求されたい」との内容です。全文は以下の通りです。写真は、「南区考える会」の木村会長と私、森議員と紹介議員になって頂いた共産党の水谷・馬場府議の皆さんです。

北陸新幹線京都延伸計画住民説明会開催への督促を求める請願書
    2025 年 6 月  16 日
京都府議会議長 荒巻 隆三 様
紹介議員


<請願の趣旨>
 北陸新幹線京都延伸計画につき、国や「独立行政法人:鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(以下「機構」)に対し、ゝ腸颪箸靴董⊇嗣雲睫晴餝催を求めて頂くこと。京都府からも開催を求めて頂くよう、議会から知事に求めて頂くこと。
<陳情の理由>
 現在、国や「機構」において、諸調査等が続けられているとのことですが、地下水への影響や掘削残土の処理、膨大な財政負担等々、多くの懸案事項の内容が明らかにされず、疑念が払拭されないまま事態が推移しています。去る3月25日には、府内自治体対象の説明会が開かれましたが、これ自体、非公開で、一般府民は全く「カヤの外」におかれた状態でした。私たちは、府民向け説明会の開催を求めています。
自治体へ説明したからといって、府民に説明しなくていい訳ではありません。住民こそが、直接的な影響を受ける対象です。地下水を生業の糧とされている事業者にとっては、今回の自治体向け説明会の「沿線70m」はあまりにも狭すぎ、これまでの京都市内での地下鉄工事による経験等から言っても、とうてい納得できるものではありません。私ども京都市南区民にとっては、どちらのルート案にしても区内を通過することから、立ち退きを迫られるか、それとも何の補償もなく家の地下深く、掘削工事が進められたり、高速列車が行き来したりということになるでしょう。東京や広島等では、同様の工事で地面が陥没したり家が傾いたり等との被害が出ていることは、既にご承知の通りです。3月の説明会では、こういう心配にも、また輸送業務の最大の使命である安全面の問題についても、何も触れられていませんでした。東海道線の代替とのことですが、地震時等、長大地下トンネルなのに、京都延伸路線だけは安全との保証はどこにあるのでしょうか。
広く府民的な議論への材料の提供という意味でも、府民への情報公開、説明会の開催は不可欠です。以前、私たちは、「機構」宛、当時の情報詳細につき、情報公開請求をしましたが、すべて「非公開」というご返事でした。しかし一方で、2019年12月頃には、「機構」主催、京都府内各地で、一般府民向け説明会が開かれてきたという経過もあります。京都市南区会場では、同年同月25日、「京都テルサ」を会場に、説明会も開かれ、私たちも参加しました。今般、一般住民への説明会の開催要求は、府議会や知事としても、これを否定する理由はないはずで、ご賛同頂けるものと強く確信しています。議会や知事からも、国や「機構」宛て、開催方、督促・促進して頂きますよう、強く求め、請願とします。                          

            北陸新幹線京都延伸を考える南区の会                                                                                                                     
             代表  木村 康郎
             
            

y[Wgbv